月の木漏れ陽亭
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選ばれし者よ
   オリュムポスの神々 ~ギリシャ神話 7


 久々の更新です。



   オリュムポスの神々 

 オリュムポスの神々には、はっきりと序列というものがある。

 最高位のゼウスや兄弟姉妹、その子供たちで構成されるオリュ

 ムポスの12神で、彼らはいわば上流階級である。

 12神というのは、ゼウス・ポセイドン・ヘラ・デメテル・ヘス

 ティア・アテナ・ヘパイストス・アレス・アポロン・アルテミ

 ス・アプロディテ・ヘルメスのことを指している。ちなみに、

 冥界の王ハデスは、ほとんど地下の国にとじこもっていたため、

 12神には数えられていない。

 他にもオリュムポスには、多くの神々が住んでいた。たとえば

 アプロディテの従者である愛の神エロスや、ヘラの娘ヘベとエ

 イレイテュイア、運命の女神モイラたち、季節の女神ホラたち

 などである。さらにティタン神族でもゼウスに反抗しなかった

 ものたち、たとえば掟の女神テミスや、勝利の女神ニケなどは

 オリュムポスでゼウスたちと共存していた。

 神々の宮殿では日々華やかな饗宴が繰り広げられ、彼らは神の

 食べ物アムブロシアや、神の酒ネクタルを堪能した。ちなみに

 これらを人間が口にすると、永遠の命を得ることができるとい

 う。神々は地上に住む人間たちを天上から観察したり、議論し

 たりして過ごした。

 ちなみに、アメリカのスポーツメーカー、ナイキ(NIKE)は勝

 利の女神ニケ(Nike)に由来している。

 神酒ネクタルは、ジュースのネクターの語源になっている。

 では、ここで詳しくオリュムポスの12神を紹介。



  ゼウス~オリュムポスの最高神で、あらゆる気象を司る天空

      の支配者。象徴は雷てい、王しゃくなど。聖鳥は鷲。


  ポセイドン~ゼウスの兄。海の支配者で、すべての泉と地震

        の神。象徴は三叉のホコ。聖獣は馬。聖樹は松。


  ヘラ~ゼウスの姉であり妻。結婚の女神。象徴は百合、石榴。

     聖獣は牝牛。聖鳥は孔雀。


  デメテル~ゼウスの姉。穀物、豊穣、農業の女神。象徴は麦

       の穂、ケシ。聖獣は豚。


  ヘスティア~ゼウスの姉。かまどと家庭生活の守護神。


  アテナ~ゼウスのもっとも愛すべき娘。知恵と戦いの女神。

      象徴は楯、槍、兜。聖鳥はフクロウ。聖樹はオリーヴ。


  ヘパイストス~ゼウスとヘラの息子。火と鍛冶の神。妻はア

         プロディテ。象徴はかなとこ、円錐形の帽子。


  アレス~ゼウスとヘラの息子。アテナと同じ戦いの神だが、

      知性とは無縁。象徴は槍、兜。


  アポロン~ゼウスとレトの息子。予言、音楽、医術の神。太

       陽神ともされる。象徴は弓、リラ(竪琴)、聖樹

       は月桂樹。


  アルテミス~ゼウスとレトの娘。狩猟と弓術の女神。アポロ

        ンの太陽神に対して月の女神でもある。聖樹は

        杉。聖獣は牝鹿。


  アプロディテ~愛と美の女神。父親はウラノスともゼウスと

         もいわれている。聖鳥は白鳥、鳩。聖なる植

         物は薔薇、芥子、カリン。


  ヘルメス~ゼウスとニンフのマイアの息子。商人、旅人、盗

       人の神。神々の使者。象徴は伝令杖、ペタソス

       (つばの広い帽子)


  ディオニュソス~(ヘスティアの代わりに数えられることも

          ある)。ゼウスと人間のセメレの息子。ぶ

          どう酒、演劇の神。聖樹はぶどう。聖獣は

          山羊、入鹿、蛇。





 というわけで、ようやく神々の人物紹介へとコマを進めて参り

 ました。ゼウスを始め、多分ほとんどが名前を聞いたことがあ

 る神様ばかりなのではないでしょうか。



    では、また続きは次回。















  ※このカテゴリのタイトル名は、サザンの曲「PRIDEの唄」

   の歌詞の一節から拝借しています  



      
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絡み合う人間同士の思惑
   怪物たちとの戦い ~ギリシャ神話6



 長らくストップしていたので、更新しなければ (笑)

 ということで続きを載せます。






  みこし テュポンとの戦い みこし

 ティタン神族がタルタロスに幽閉されたあと、ガイアタルタロス

 と交わって、半人半獣の巨大怪物テュポン(またはテュポエウス

 を産む。

 テュポンはギリシャ神話中最大最強の怪物といわれている。こ

 の怪物は、頭が天の星に届くほど巨大で、左右の腕を伸ばすと

 西と東の端に届いた。肩からは蛇の頭が100も生え出て、下半身

 は大蛇の如くとぐろを巻いていた。その上、動く度にシュウシュ

 ウと音を発し、眼からは火を放った。

 ある時この怪物が、天地を支配しようとオリュムポス山に攻め

 てきた。陰謀に気づいたゼウスは激しく雷鳴を打ち鳴らして威嚇

 するが、テュポンも炎を放って対抗してくる。激しい攻防の末、

 ゼウスがテュポンの頭上に雷霆(てい)を打つと、とうとうよろめ

 いて倒れた。すかさずゼウスは、テュポンをタルタロスへと投げ

 こんだ。

 一説には、ゼウスはテュポンをイタリアのシチリア島に追い詰め

 エトナ山を彼の上に投げつけたという。エトナ山は、ヨーロッパ最

 大の活火山で、その火山活動はテュポンの吐く炎によるものだ

 といわれている。



  さとと-ヒイラギ ギガスたちとの戦い さとと-ヒイラギ

 さらに、オリュムポスの神々は、ウラノスの血の滴りから生まれた

 ギガスたちとも戦った。ゼウスは、「ギガスたちは神々だけでは倒

 せないが、人間を味方につければ倒せる」という予言を得て、人間

 の英雄ヘラクレスを味方に加えた。さらにこの戦いでは、ゼウスの

 子供たちであるアポロンアテナ、アルテミスも活躍した。

 こうしてゼウスたちオリュムポスの神々は、手ごわい怪物たちに勝

 利し、世界の支配を揺ぎ無いものにした。



 ちなみに怪物テュポン(Typhon)は、英語のタイフーン(Typhoon)、

 すなわち台風の語源となっている。


 ゼウスが世界を支配するようになるまでを、もう一度簡単にまとめ

 てみよう。


   最初は天空ウラノスが世界を支配

         ↓

   母ガイアの策略に加担して父ウラノスを倒し、ティタン族のク

   ロノスが支配権を奪う

         ↓

   ゼウス誕生

         ↓

   ゼウス、兄弟たちを救出(父クロノスの腹の中から吐きださせ

   る)

         ↓

   ゼウスたちオリュムポス神族が、ティタン神族を倒しクロノス

   から支配権を奪う

         ↓

   ゼウス、ポセイドン、ハデスの3兄弟が世界を配分し統治す

   る。天空の支配者ゼウスが最高神となる。ポセイドンは海、

   ハデスは冥界を治める

         ↓

   怪物たち(テュポン、ギガスたち)との戦いに勝利し、ゼウス

   らオリュムポスの神々の支配が揺ぎ無いものとなる







 ここでようやく絶対的神であるゼウスの世界になった。

 いくつも残っている逸話はこれから先、ゼウスの支配下での話

 ばかり。

 分かりやすく言えば、ようやく戦国乱世が終結したという感じだ

 ろうか。ともかくも神話の中では大きな戦いの話は一切出てこ

 ない。これからは愛と欲望と嫉妬が渦巻く、昼ドラも真っ青な展

 開が待ち受けている (笑)

 ではまた次回。















  ※このカテゴリのタイトル名は、サザンの曲「現代人諸君!!」

   の歌詞の一節から拝借しています  










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時代(とき)の流れは皮肉な影
   ティタン神族との戦い~ ギリシャ神話 ⑤


 前回でようやく主役級である大神ゼウスが誕生した

 話を載せました。今日はその続きです。







 ゼウスたち若い世代の神々とティタン神族との間に、

 世界の支配をめぐる壮絶な争いが始まった。両者は

 互いに譲らず、10年もすざまじい戦いを続けたが、あ

 る時ガイアが「大地の奥に幽閉されているものたちを

 味方につければ勝利する」という秘策をゼウスに授けた。

 ゼウスはさっそく地下に幽閉されていたキュクロプス

 ちとヘカトンケイルたちを解放し、彼らを味方につけた。

 鍛冶の名手であるキュクロプスたちは、ゼウスのため

 に協力な武器となる雷ていを与えた。雷ていとは、炎

 の矢を束ねたような武器で、いわゆる雷である。一方、

 百腕のヘカトンケイルたちは、戦場で威力を発揮した。

 ヘカトンケイルたちは、合計300本の腕にそれぞれ巨

 岩をつかみ、ティタン神族めがけて投げつけた。さらに

 ゼウスが雷ていを打つと、その威力に大地は炎上し、

 川や海は沸騰した。ティタン神族たちは激しい雷光で

 視力を失った。

 とどめを刺したのは、ヘカトンケイルたちだった。勢い

 を増した彼らは、300本の腕で巨岩を投げ続けた。す

 ると、ティタンの神々は大量の巨岩の下敷きとなって

 身動きができなくなってしまった。ゼウスは、彼らを鎖

 に繋ぎ、大地の奥底のタルタロスへと送った。

 こうしてティタン神族を倒したゼウスは、父クロノス

 代わり、神々の王となった。また、ゼウスたち3兄弟は

 くじを引き、ゼウスが天空を、ポセイドンが海を、ハデ

 ス
が冥界を統治するこになった。





 ティタン神族は、前に書きましたが、ウラノスとガイア

 の子たちのことを指しています。ウラノスとガイアは

 ゼウスたちからみれば、祖父・祖母に当たります。

 ゼウスたちは、オリュムポス神族です。

 つまり親族同士の戦いということですね。

 ちなみにキュクロプスたち、ヘカトンケイルたちは、ウ

 ラノスとガイアの子供たちです。でも、かわいそうに

 彼らはティタン神族には数えられていない。それは、

 父ウラノスが彼らを忌み嫌ったがため。そして、地下

 の奥底に繋がれていて、それを母ガイアがかわいそ

 に思い、ゼウスに入れ知恵したのでしょう。

 もしも、彼らが最初からティタン神族に加えられてい

 たなら、この戦いははなから勝負が見えていたもの

 になったのかも知れませんね。まあ、そうじゃないか

 ら話は面白くなるわけだけど。

 ちなみにゼウスは、ローマ神話ではユピテルJupiter

 (英語読みではジュピター)と同一視されています。

 ジュピターは、木星の名として使われています。


  ではまた次回  音符














   ※このカテゴリのタイトル名は、サザンの曲「HOLD

    ON」の歌詞の一節から拝借しています  











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変わりゆく街は明日なき無情の世界
   ゼウス誕生~ギリシャ神話 ④


   久し振りに更新します。

   前回までの内容は、カテゴリー「ギリシャ神話浪漫」に

   あります。




 クロノスは、姉妹のレアと結婚した。ところが、ガイアウラノス

 「お前も自分の息子に世界の支配権を奪われるだろう」と予言さ

 れたため、レアが生んだ子供たちを次々に呑み込んでしまう。

 レアは我が子を失う度に深い哀しみに襲われ、絶望の涙を流した。

 しかし、6番目の子を懐妊した時、今度生まれてくる子は絶対に守

 ろうと決め、母ガイアと父ウラノスに我が子を救ってくれるよう懇願

 した。かつて夫ウラノスによって同じ苦しみを味わったガイアは、娘

 の気持ちが痛いほどよく解った。両親は娘の願いを聞き入れ、レア

 を密かにクレタ島に導いた。

 クレタ島で無事に男の子を出産したレアは、我が子の養育をガイア

 に任せ、クロノスには産着を着せた大きな石を我が子と偽って渡した。

 クロノスは疑念を抱かずにその石を呑み込んだ。

 一方、クレタ島ではレアが産み落とした男の子が成長していた。この

 子がのちのゼウスである。




 成人したゼウスは、ガイアの教えに従いクロノスに吐剤を飲ませた。

 するとクロノスは、まず石を吐き出した。ゼウスの身代わりとなった石

 である。次いでゼウスのすぐ上の兄ポセイドン、更に長男のハデス

 三女ヘラ、次女デメテル、長女ヘスティアが出てきた。クロノスは呑み

 込んだ時とは逆の順番で、ゼウスの兄姉全員を吐き出したのである。

 ゼウスは兄姉たちと共にテッサリア北部のオリュムポス山に住まいを

 定めた。この山の名から彼らはオリュムポス神族と呼ばれるようになった。









 ようやくゼウス誕生です。そして彼によって、父に飲み込まれてしまっ

 ていた兄姉たちを救い出すことに成功。神話の中心人物たちが一気

 に揃いました。

 ティタン神族はクロノス、レアの代まで。その子供たちのゼウスたちは

 オリュムポス神族と呼ばれています。これからは彼らのエピソードに

 なっていきます。星座で有名な人物も多数登場してきます 夜



  ちなみに。クロノスはローマ神話の農耕神サトゥルヌスと同一視され、

  英語ではサターン。サターンは土星の名として使われています アップロードファイル



              では、次回。








  ※このカテゴリのタイトル名は、サザンの桑田さんとミスチルの桜井

   さんとのコラボ曲「奇跡の地球」の歌詞の一節から拝借してます c



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黄昏が空間(そら)に映した異常な未来
   ガイアとクロノスの復讐~ギリシャ神話 ③


 前回の紹介からかな~り時間を隔ててしまいました(笑)

 久し振りに続きを更新します 絵文字名を入力してください

 前回では、母ガイアの、夫ウラノスに対する復讐を息子コロノスと

 共に果たすことを決意した所まで紹介したので、その続きです。





 クロノスは、ガイアに授けられた鋼鉄の大鎌を持って父ウラノス

 待ち伏せした。夜になって、ウラノスがいつものようにガイアに覆い

 かぶさった時、クロノスは物陰から忍び出て、ウラノスの陰部を切り

 取り、遠くへ投げ捨てた。ウラノスの傷口から流れた血は大地に滴

 り、月満ちて、復讐の女神エリニュスたち、巨大な怪人ギガスたち

 メリアと呼ばれるとねりこのニンフたちを生み出した。一方、波立つ海

 へと投げ込まれた陰部からは、やがて白い泡が湧き出でて、愛と美

 の女神アプロディテが誕生した。

 こうしてクロノスは今までウラノスが握っていた世界の支配権を奪い、

 自分の手中に納めた。


  注) とねりこ~山地に自生するモクセイ科の落葉高木。

     ニンフ~山野・河川・樹木などの精霊。

     アプロディテの名前は、アプロス(泡の意)に由来している。

     ギガスはジャイアントの語源。

     
 
 父親殺しはここからすでに始まっております。

 それにしても、なぜ陰部を切ったのか・・・謎だ。

 あんな美しい女神、アプロディテは実は父親の陰部から誕生したの

 です。

 ちなみに、ガイアとウラノスの子らを紹介しておきます。

   オケアノス(大洋神)

   テテュス

   コイオス

   ポイベ

   ヒュペリオン

   テイア

   クレイオス

   イアペトス

   クロノス


   レア

   テミス(掟の女神)

   ムネモシュネ(記憶の女神)


   キュクロプスたち(一眼巨人)

   ヘカトンケイルたち(百腕巨人)



       注) 青は男

          ピンクは女


 それにしても子沢山 (笑)

 この中で、キュクロプスたちとヘカトンケイルたちを除く子供たちを

 ティタン神族と呼びます。

 かわいそうに、巨人たちは仲間には加えられていないのです・・。

 ちなみに、ティタンは1912年に処女航海で沈没した豪華客船タイタ

 ニック号の名前の由来ともなったそうです。


   さあ、次はいよいよゼウス誕生。次回、書きます。



  ※このカテゴリのタイトル名は、サザンの桑田さんとミスチルの

  桜井さんのコラボ曲「奇跡の地球」の歌詞の一節から拝借して

  います   紫陽花・紫



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