月の木漏れ陽亭
いらっしゃいませ☆  リニューアル!詩作やら日記がメインです。趣味や日々のあれこれを語っています☆  みなさま、どうぞごゆっくりとしていって下さいませww
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孤独なEveryday
   「紙ふうせん」



 少女の手の中の紙ふうせん



 夢と共に消えたよ



 ほんのささやかな思いさえも

 叶えることができないというの



 ねえ、パパ

 帰ってきて

 この小さな体を抱き締めてよ



 ひとりぼっちはもういや



 少女の手の中の紙ふうせん



 心と共に割れたよ



 当たり前の温かささえも

 与えられることがないというの



 ねえ、ママ

 こっちを見てよ

 この小さな手を握り締めてよ



 愛してると言って



 束の間の愛も消えた暗い家の中

 少女の話し相手は古ぼけたくまのぬいぐるみだけ

 涙が浸み込んでくまも泣いている



 明りが欲しいよ



 小さくてもいいから

 温めてくれる明りが欲しいよ







 悲しい詩になっちゃった。

 両親が不仲なことほど、子供にとったら悲しいことはない。

 うちは有り難いことに仲も良いし、親子の間も羨まれるほ

 どに良い。

 けれど、世の中そんな家庭ばかりじゃない。

 愛情を感じられなければ、子供は成長できないですよね。















  ※このカテゴリのタイトル名は、サザンの曲「YARLEN SHUFFLE」

   の歌詞の一節から拝借しています  



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悲しみのBlues
   「うつうつと」



 意味もなく泣けてくる



 理由も解らない



 でも

 なんだか泣けてくる



 はらはらと落ちてゆく涙



 拭う術もない



 それでも生きている



 生きてゆきたい



 ”明日が在る”のだと生きてゆきたい






 訳もなく物悲しくなる時があります。

 心の底に闇があるのかも知れない。

 理由がない。いや、本当は探せばあるのかも知れない。

 真実を探ろうとするのを怖がって、ただ「理由もなく」なんて、

 かっこつけて言ってるだけなのかも知れない。

 迫る夕闇をぼんやり見つめる時。

 親の顔に深い皺を見つけた時。

 自分の髪に白髪を発見した時。

 誰か見知らぬ人の葬儀を見た時。

 そんな瞬間に心にふっと影が落ちる。

 みなさんはそんな瞬間、感じたことないですか?















  ※このカテゴリのタイトル名は、サザンの曲「ニッポンのヒール」

   の歌詞の一節から拝借しています  



闇のような悲しみに
   「花氷(はなごおり)の敷(やしき)」



 生きたまま

 氷の中に閉じ込めて

 永遠(とわ)の命に変化(かえ)てしまう



 美しいものは

 美しきままに

 そこに意思など存在しない



 ただ見られるだけに在る

 造られた世界



 汚いものを排除して

 完璧な美を体現して

 そこに涙なんて

 初端(はな)から無かったかのように



 乞う声に

 誰も気付かない振りをして

 作り笑いで値踏みする



 心が伴わないものこそが

 真の美しさというのなら

 私の心はどこへやればいいのだろう



 言葉が欲しい訳じゃない

 同情が欲しい訳じゃない

 ただ「此処に在(い)る」と認めて欲しいだけ

 心に証を刻みたいだけ



 幽かなその希(のぞ)みも

 必要ないというのなら

 私の魂はどこへやったらいいのだろう



 冷たい氷の中に

 一生を詰め込んで

 死ぬことも咎められ

 ただ美しく着飾られた人形は

 いつしかその心も

 氷のように冷たくなってゆくのだろう






 今日は詩です。

 イプセンの「人形の家」にヒントを得て、作りました。















  ※このカテゴリのタイトル名は、サザンの曲「哀しみのプリズナー」の

   歌詞の一節から拝借しています  



常軌を逸したcrazy
   「蝿」



 ぼくの頭の中には蝿が居る



 ぶんぶん

 ぶんぶん



 寝ても覚めても

 頭の中で飛んでいる



 心の中までも蝕(むしば)むその羽音(おと)は

 どちらが主人(あるじ)なのか分からない



 羽音は声に変わり

 目障りな者たちを

 消滅(けし)てゆけと命令する



 目覚(おき)ると手が赤いのは何故だろう



 足には泥が付き

 爪の中は赤く染まっている



 蝿たちが喧しく騒ぎ立てると

 ぼくの記憶が削除(きえ)るんだ



 目覚ると何故か牢の中



 此処には誰も居なくて

 淋しさと哀しみで

 もっと駄目になりそうだよ



 助けてくれる人も無く

 優しい言葉も無い



 鬼畜のように扱われ

 重い鎖で繋がれて



 ぼくが一体何をしたというの



 記憶が無いことがそんなにいけないというの



 この存在さえも

 否定されるなら

 ぼくは眠りに就こう

 蝿たちに体を譲ろう



 そうすれば

 もうぼく自身は

 傷つかないで済むのだから



 もう何の夢も見ずに

 ただ静かに眠ろう

 哀しむことがないように






 久々の詩です。

 なのに超暗いのを書いてしまった (笑)

 蝿のせいにして自らの犯罪を否定しようとしているのか、

 はたまた本当に「声」が聞こえるのか。

 また聞こえたとして、それを理由に全てが赦されると思っ

 ているのか。

 全てのことから目を背け、責任から逃れようとする自己

 欺瞞、エゴ、甘さ。

 テーマを重くして書いてみました。















  ※このカテゴリのタイトル名は、サザンの曲「或る日路上で」の

   歌詞の一節から拝借しています  



暗闇が目の前に迫り来る
   「蟻地獄」




 渦巻く欲望

 合わなくなった歯車



 音をたてて
 
 崩れてゆく信頼



 心とこころが軋み合い

 波紋を生んでゆく



 猜疑心の塊と成し

 あらゆるものを

 奪い去ってゆく



 この往く宛のない

 感情はどこへ



 一度嵌まった蟻地獄は

 永遠に果てることなく

 続いてゆく



 憎悪の眼に

 打ち拉(ひし)がれ

 背を丸めながら

 ずぶずぶと



 手を伸ばしても

 叫びを上げても

 ここには誰も居ない



 誰も居ない





 蟻地獄という闇の中に埋もれないように

 気をつけましょう。















   ※このカテゴリのタイトル名は、サザンの曲「グッバイ・

    ワルツ」の歌詞の一節から拝借しています  


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