月の木漏れ陽亭
いらっしゃいませ☆  リニューアル!詩作やら日記がメインです。趣味や日々のあれこれを語っています☆  みなさま、どうぞごゆっくりとしていって下さいませww
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愛なき場所はBlue Heaven
   「ペルセポネ」



 春野にて花摘む乙女

 優雅な姿で

 無垢な聖女



 若菜を摘んで髪に挿頭(かざ)し

 光る風の中

 軽やかに舞っている



 陽(ひ)さえも

 彼女の美しさに霞み

 小鳥たちは歌を口遊(くちずさ)む



 黒い目が見ていることも知らずに

 くるくると可憐に



 一陣の風が吹いて

 あっという間に

 花摘み乙女が消える



 恋に落ちた哀れな男に浚(さら)われて

 暗い暗い地下の国へと



 愛する母と離され

 独り淋しく暗闇(やみ)の匣(はこ)の中



 あの日摘んだ若葉も枯れ果てて

 涙を溢(こぼ)しても

 もう天の声は聴こえない



 黒い目の男は妻の哀しみに憂うばかり

 娘を奪われた母は嘆くばかり



 やがて地枯れて

 条約により天と地を駆け巡って

 若葉の乙女は笑顔をようやく取り戻した






 今日の詩のモチーフは、ギリシャ神話から取ってます。

 ペルセポネというのは、冥界の王ハーデスの妻です 

 神話では、彼女が花を摘んでいる時にハーデスが冥界へと

 連れ去って妻にしてしまいます。

 母のデメテルはそれを哀しみます。

 お母さんは穀物、豊穣の女神で哀しみのため大地は枯れ果

 てていってしまう。そこで、ペルセポネを地上へと返そう

 とするが、すでに冥界の食べ物であるザクロを食べていた

 ため地上と冥界を行き来する運命になってしまいます 

 まあ、詳しいことは違う機会に紹介できればと思います。















  ※このカテゴリのタイトル名は、サザンの曲「BLUE HEAVEN」

   の歌詞の一節から拝借しています  


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千代に天照らす舞
   「庵(いお)の春」




  明(あけ)の春に

  寒椿の生初めして




  居龍(いこもり)の中

  伊勢海老食べて 

  


  一番水を

  飲みほしましょう




  伊呂波がるたに

  お書初め

  うす起しに

  謡初め

 


  あとは大福茶飲んで

  鬼打木






 夏だというのに、新年を祝う詩ですみません (笑)


 庵というのは、粗末な仮りの家という意味です。

 うす起こしというのは、年末に伏せておいた臼を起こして

 餅をついて供える行事のことです。

 鬼打木というのは、鬼や悪疫を祓うとされ、胡桃や樫など

 の木を削って文字などを書き、神仏や門口に立てたりする

 ことを言います。今でもやっている家があったりするかも

 知れませんね。















 











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  ※このカテゴリのタイトル名は、サザンの曲「CRY

   哀 CRY」の歌詞の一節から拝借してます  バナナ

  
希望の轍 3
   「あらればしり」



  みんなで

  列を作って

  輪になって

  歌って踊ろう

  今年も

  どうか沢山の恵みが

  降ってくるように




  手を交ぜ合わせて

  目を瞑って

  祈りを捧げよう




  五穀豊穣

  平安成就




  みんなで

  みんなで

  列を作って

  輪になって

  歌って踊ろう




  足を大きく

  踏み鳴らして

  天の神様に

  聴こえるように

  元気に、

  高らかに、




  村人よ

  歌えや、踊れ

  新玉(あらたま)の年を祝って

  楽しく笑おう

  幸せが来るようにと





 季節外れの詩でございます (笑)

 まあ、適当な私のことですから~大目に見て下さい 

 あらればしりというのは、歌舞の終わりに「よろづとせ、

 あられ」と繰り返しはやして走りながら退出することを

 云うのだそうです 

 新玉は新年という意味です 

 という訳で、新年を祝う詩をお送りしました (笑)









  ※このカテゴリのタイトル名は、サザンの曲「希望の

    轍」から拝借しています  波紋
心に映る牡丹の夕暮れ
   「夕かげ」



  やわらかな空気の中

  淡いいとしさが溢れる

  心に灯をともして

  そのすがすがしいまでの

  あたたかさにくちびるが揺れる




  冬のいっしゅんの暮れ往くかげの中

  やさしくあなたは笑う

  まるですべてを知ってるかのように

  どこまでもやさしく・・・やさしく




  この、淡い光(ひかり)の中

  あなたは逝ってしまうんだね

  なんて美しい風景だろう

  まるで一枚の絵画のように

  はかない微笑をやどしたまま

  あなたは逝くーーー




  夕かげよ、夕かげよ

  ああ

  どうかこのままで





 内容はとても悲しく、寂しいものですが・・。

 死ぬことが分かった時、私だったらこんな風に

 心穏やかな状態でいたい。

 ただ哀しみに暮れるではなく、ただそっと自分

 の終わりを見つめていられたら。

 それが最大の理想かも。











  ※このカテゴリのタイトル名は、サザンの曲「かしの

   樹の下で」の歌詞の一節から拝借しています  RW3 無人島に持っていき忘れた一枚







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夢のかけら
   「音」




  敏感に、聴こえる

  小さな小さな音さえも

  うっすらと耳に残るは

  ゆるやかなメロディ




  綺麗な旋律に

  まるで輝かしい未来が

  はこばれてきたようで

  ほほえましくなる




  音はとても壊れやすいから

  手の中でそっと

  大切に護ってあげないと

  消えてしまうから




  ずっと耳に残っているように

  この小さなメロディが

  やがては大きくなるように

  


  大切に育んでゆこう





 壊れやすく、優しい感情。

 繊細で温かい想い。

 だからこそ大切に守りたい。
 
 だからこそ大事にしたい。

 そんな風に思います 










  ※このカテゴリのタイトル名は、サザンの曲「ひき潮」

    の歌詞の一節から拝借しています  PLUS X CUBE










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