月の木漏れ陽亭
いらっしゃいませ☆  リニューアル!詩作やら日記がメインです。趣味や日々のあれこれを語っています☆  みなさま、どうぞごゆっくりとしていって下さいませww
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常軌を逸したcrazy
   「蝿」



 ぼくの頭の中には蝿が居る



 ぶんぶん

 ぶんぶん



 寝ても覚めても

 頭の中で飛んでいる



 心の中までも蝕(むしば)むその羽音(おと)は

 どちらが主人(あるじ)なのか分からない



 羽音は声に変わり

 目障りな者たちを

 消滅(けし)てゆけと命令する



 目覚(おき)ると手が赤いのは何故だろう



 足には泥が付き

 爪の中は赤く染まっている



 蝿たちが喧しく騒ぎ立てると

 ぼくの記憶が削除(きえ)るんだ



 目覚ると何故か牢の中



 此処には誰も居なくて

 淋しさと哀しみで

 もっと駄目になりそうだよ



 助けてくれる人も無く

 優しい言葉も無い



 鬼畜のように扱われ

 重い鎖で繋がれて



 ぼくが一体何をしたというの



 記憶が無いことがそんなにいけないというの



 この存在さえも

 否定されるなら

 ぼくは眠りに就こう

 蝿たちに体を譲ろう



 そうすれば

 もうぼく自身は

 傷つかないで済むのだから



 もう何の夢も見ずに

 ただ静かに眠ろう

 哀しむことがないように






 久々の詩です。

 なのに超暗いのを書いてしまった (笑)

 蝿のせいにして自らの犯罪を否定しようとしているのか、

 はたまた本当に「声」が聞こえるのか。

 また聞こえたとして、それを理由に全てが赦されると思っ

 ているのか。

 全てのことから目を背け、責任から逃れようとする自己

 欺瞞、エゴ、甘さ。

 テーマを重くして書いてみました。















  ※このカテゴリのタイトル名は、サザンの曲「或る日路上で」の

   歌詞の一節から拝借しています  



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