月の木漏れ陽亭
いらっしゃいませ☆  リニューアル!詩作やら日記がメインです。趣味や日々のあれこれを語っています☆  みなさま、どうぞごゆっくりとしていって下さいませww
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重い十字架を生きるために抱いている
「夜叉」



 赤いおべべを着た赤児はどこにおる

 わたしのかわいい乳呑み児は

 寒かろうと夜な夜な編んだ赤いおべべを着せた

 わたしのかわいい乳呑み児よ


 冬の山の嵐に耐え切れず

 春の小川のせせらぎを聞けず

 二度と眼を開けることをしなくなった

 わたしのかわいい児


 大丈夫

 母さんがいつまでも傍にいるから

 微笑んであげるから

 抱き締めてあげるから

 お乳を与えてあげるから

 誰もおまえを独りにはしない


 今夜も嵐の中で

 母さんが子守唄を歌ってあげる


 ねんねんころり・・・


 嗚呼、わたしのかわいい児を

 もう一度わたしの胸に返しておくれ


 山の無情と人の非情を背に受けて

 一滴の水も一粒の米も与えられず


 悪に魂を売る我が心

 わたしのかわいい乳呑み児のために

 たとえこの身は地獄にいこうとも

 業火に焼かれようとも

 許すまじか人の業


 泣いて泣いて泣き暮れて

 骨になった我が児に頬擦りする


 赤いおべべを着た赤児はどこにおる

 わたしのかわいい乳呑み児は


 あの甘え声も聞けず

 乳臭さもない

 されど我が児かわいや


 嗚呼、嵐よ

 もっと狂うがいい!

 海よ

 もっと荒れるがいい!

 そうしてわたしに力をおくれ!


 今は夜叉と成り果てた我が身

 片手に赤児を抱き

 片手に斧を持ち

 涙枯れ果てた我が身に

 今夜も新しい生き血を・・・


 嗚呼

 憎らしや

 嗚呼

 恨めしや


 我が罪

 人の業

 総て焼き尽くされるまで

 我は夜叉となりて

 我が児を護る


 赤いおべべを着せられない

 悲しみを

 笑いかけてくれない

 切なさを

 今夜も生き血で埋める

 悲しい女

 こんなに哀れな女が

 他にいようか


 恨んでも恨んでも

 恨み切れず

 ただ生き血を求める


 赤いおべべを着た赤児はどこにおる

 わたしのかわいい乳呑み児は

 今夜も母さんが

 おまえの耳元で

 子守唄を歌ってあげる・・・






 言葉にできぬ程の悲しみと遣り切れない切なさが

 巧く伝わったでしょうか?

 昔、漫画の「金田一少年の事件簿」を読んでいて、

 雪夜叉殺人事件(名前はうろ覚え)みたいな話が

 あったんですが(見たことありますか? )、この詩は

 それにヒントを得て作ったモノです。

 夜叉になった成り立ちみたいな、女の情念とわが子

 への深い愛情、それを失った母としての悲しみ。

 そんなものを物語風に書いてみました。

 色んなストーリーを空想してもらえればと思います。

 母というものは、色んな意味で強い存在だと思います。

 
 物語風な詩、第二弾です ジサクジエン・・・にはほどとおい

  
  ※このカテゴリのタイトル名は、サザンの曲「飛べ

   ないモスキート」の歌詞の一節から拝借してます 薔薇



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   「夜叉」



 赤いおべべを着た赤児はどこにおる

 わたしのかわいい乳呑み児は

 寒かろうと夜な夜な編んだ赤いおべべを着せた

 わたしのかわいい乳呑み児よ


 冬の山の嵐に耐え切れず

 春の小川のせせらぎを聞けず

 二度と眼を開けることをしなくなった

 わたしのかわいい児


 大丈夫

 母さんがいつまでも傍にいるから

 微笑んであげるから

 抱き締めてあげるから

 お乳を与えてあげるから

 誰もおまえを独りにはしない


 今夜も嵐の中で

 母さんが子守唄を歌ってあげる


 ねんねんころり・・・


 嗚呼、わたしのかわいい児を

 もう一度わたしの胸に返しておくれ


 山の無情と人の非情を背に受けて

 一滴の水も一粒の米も与えられず


 悪に魂を売る我が心

 わたしのかわいい乳呑み児のために

 たとえこの身は地獄にいこうとも

 業火に焼かれようとも

 許すまじか人の業


 泣いて泣いて泣き暮れて

 骨になった我が児に頬擦りする


 赤いおべべを着た赤児はどこにおる

 わたしのかわいい乳呑み児は


 あの甘え声も聞けず

 乳臭さもない

 されど我が児かわいや


 嗚呼、嵐よ

 もっと狂うがいい!

 海よ

 もっと荒れるがいい!

 そうしてわたしに力をおくれ!


 今は夜叉と成り果てた我が身

 片手に赤児を抱き

 片手に斧を持ち

 涙枯れ果てた我が身に

 今夜も新しい生き血を・・・


 嗚呼

 憎らしや

 嗚呼

 恨めしや


 我が罪

 人の業

 総て焼き尽くされるまで

 我は夜叉となりて

 我が児を護る


 赤いおべべを着せられない

 悲しみを

 笑いかけてくれない

 切なさを

 今夜も生き血で埋める

 悲しい女

 こんなに哀れな女が

 他にいようか


 恨んでも恨んでも

 恨み切れず

 ただ生き血を求める


 赤いおべべを着た赤児はどこにおる

 わたしのかわいい乳呑み児は

 今夜も母さんが

 おまえの耳元で

 子守唄を歌ってあげる・・・






 言葉にできぬ程の悲しみと遣り切れない切なさが

 巧く伝わったでしょうか?

 昔、漫画の「金田一少年の事件簿」を読んでいて、

 雪夜叉殺人事件(名前はうろ覚え)みたいな話が

 あったんですが(見たことありますか? )、この詩は

 それにヒントを得て作ったモノです。

 夜叉になった成り立ちみたいな、女の情念とわが子

 への深い愛情、それを失った母としての悲しみ。

 そんなものを物語風に書いてみました。

 色んなストーリーを空想してもらえればと思います。

 母というものは、色んな意味で強い存在だと思います。

 
 物語風な詩、第二弾です ジサクジエン・・・にはほどとおい

  
  ※このカテゴリのタイトル名は、サザンの曲「飛べ

   ないモスキート」の歌詞の一節から拝借してます 薔薇



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COMMENT

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悲しき、女に
ひろ | URL | 2008-08-23-Sat 19:55 [EDIT]
ただ 悲しきは

ただ 悲しきは

女の業といふ ものなり

鬼になるよりも 鬼になる

鬼になるより 他に道なし




哀れといふも 愚かなり

地獄へと 舞い落ちる

その身は 女か鬼か



悲しき 口笛は

女の 口笛

夜毎 夜毎

生き血で 赤く吹く
ぼっけぇ、きょうてぇ
MEGA一休DETH | URL | 2008-08-23-Sat 20:05 [EDIT]
 ちょいと膨らませば、短編恐怖小説が出来そうな雰囲気であります。金田一君はマガジンで過去に読んだ記憶が…なぜか、雪女とか怖い女性って美しく描かれてますが、呪怨は例外!あれって小説はどきんどきんしながら読みました。
棒の女性「イシンバエワ」さん。
さんまちゃんとの絡み面白かったです。ファンになりました。天は仁物与えましたね、
オリンピックももうすぐ終了。
暑い夏ももう少しって感じです。
愛は表裏一体
森野帽子 | URL | 2008-08-24-Sun 03:58 [EDIT]
こんな時間にこんばんは。
まさに鬼子母神の世界でございますね。

我が子の為に人間を食べさせていた母鬼。
それを怒った天の神が、その母鬼の子を隠され、
子供を失う悲しみを知った母鬼が改心して、
神になったといふ……

愛は深い程、またその業欲も強いのでせうね。
表裏一体でございます。実に切ないですねー。
管理人のみ閲覧できます
| | 2008-08-24-Sun 10:00 [EDIT]
このコメントは管理人のみ閲覧できます

スペーストミー | URL | 2008-08-24-Sun 12:23 [EDIT]
こんにちは^^スペーストミーです。
いつも御訪問ありがとうです。^^

それにしても、怖い話ですね!
愛情のためなら何をしてもいいのか?
考えさせられます。

愛情って、与える時に徳を積むものだと
トミーは考えています。
相手のために自分が何が出来るのか?
それが大切な事だと思います。

子供の愛情のために人を殺すのは、
本末転倒な話ですよね!
でも、それぐらい子供に対する愛情が強いことをここではいいたいのだと思います。

基本は、やはり周りの人たちを幸せにすることだとトミーは考えています。
みんなが幸せになるって難しいことなですけどね・・・・・。v-390

また、コメント待ってます。v-392
森野帽子さんへ
星月 冬灯 | URL | 2008-08-24-Sun 23:16 [EDIT]
あれ? 帽子さんのブログにコメントを
書こうと思ったらできなかったので、す
みません。こちらにメッセージ書きます。

鬼子母神、この話にも多少ヒントを得て
作りました。昔から男よりも女の方が
子が絡むと有名なエピソードは絶えませ
んよね。日野富子とか。
鬼子母神は違う形でまた題材として
扱ってみたいなあと密かに思っています。
実は裏設定では、この夜叉の女、死にそう
な子供のために村人に食べ物を分けて
欲しいといったのに村八分にされて、死んで
しまった子の復讐のため夜叉になったん
です。暗い設定ですみません(笑)

「一途の川」、読ませて頂いてたので削除
は悲しいですが、嫌な予感がするなら
仕方ないですよね。次回作、期待してます☆

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