月の木漏れ陽亭
いらっしゃいませ☆  リニューアル!詩作やら日記がメインです。趣味や日々のあれこれを語っています☆  みなさま、どうぞごゆっくりとしていって下さいませww
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闇のような悲しみに
   「花氷(はなごおり)の敷(やしき)」



 生きたまま

 氷の中に閉じ込めて

 永遠(とわ)の命に変化(かえ)てしまう



 美しいものは

 美しきままに

 そこに意思など存在しない



 ただ見られるだけに在る

 造られた世界



 汚いものを排除して

 完璧な美を体現して

 そこに涙なんて

 初端(はな)から無かったかのように



 乞う声に

 誰も気付かない振りをして

 作り笑いで値踏みする



 心が伴わないものこそが

 真の美しさというのなら

 私の心はどこへやればいいのだろう



 言葉が欲しい訳じゃない

 同情が欲しい訳じゃない

 ただ「此処に在(い)る」と認めて欲しいだけ

 心に証を刻みたいだけ



 幽かなその希(のぞ)みも

 必要ないというのなら

 私の魂はどこへやったらいいのだろう



 冷たい氷の中に

 一生を詰め込んで

 死ぬことも咎められ

 ただ美しく着飾られた人形は

 いつしかその心も

 氷のように冷たくなってゆくのだろう






 今日は詩です。

 イプセンの「人形の家」にヒントを得て、作りました。















  ※このカテゴリのタイトル名は、サザンの曲「哀しみのプリズナー」の

   歌詞の一節から拝借しています  



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