月の木漏れ陽亭
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血塗る心理ゾーン
   歴史はミステリー ~検証ファイル・中世の魔女狩り ①


 
 魔女狩りって有名ですよね 魔女っ子

 罪もない普通の女でも何かしらの罪状を重ねられ

 火あぶりになったり、今でいうところの薬剤師のよ

 うな職業の女性、または占い師なんかが悪魔の手

 先といわれ裁判にかけられて殺されたり・・・ ばい菌

 私の中のイメージではこんな感じです。

 もう少し詳しく知りたいと思い、文献や書物などを紐

 解きながら、通説と検証をしてみたいと思います!




 魔女の概念は古代からあったそうです。旧約聖書「エ

 ジプト記」には、「呪術を使う女は生かしておいてはな

 らない」という記述が見られる。教会は魔女の存在を

 否定してきたが、中世になると魔女の持つ力が悪魔

 から与えられているという考え方が強まり、それがや

 がて教会が異端者に対して行った「異教裁判」と結び

 ついて、魔女狩りの起源となったといわれる。

 12世紀以降、異端とされたカタリ派が一勢力になりつ

 つあったという。そこで、1198年に即位した教皇インノ

 ケンティウス3世は十字軍を組織し、同派の壊滅を命

 じた。さらに1233年には教皇グレゴリウス9世が「異端

 審問官」を制度化し、異端の疑いのある人間を裁判に

 かけ、必要な場合には軍事力を行使するも可能だった。

 そして1318年、悪名高い教皇ヨハネス22世は異端者

 と魔女とを同一視し、すべての宗派の異端審問官に対

 して、「いつでもどこでも裁判を行い、判決する権利を与

 える」と言明する。この政策が、後に起こる魔女狩りとい

 う狂気を正当化してしまう。

 

  チェリンボ 通説 チェリンボ

 「暗黒時代」とも形容される時代ゆえに、魔女狩りのイメー

 ジは当時全盛だったカトリック教会の暗部と結びつけられ

 てきた。また、「魔女」という非科学的な存在が人々に信

 じられていたという事実が、ルネサンスおよび宗教改革以

 降の「近世」という時代にそぐなわない。

 魔女狩りの犠牲者はどれほどいたのだろうか・・・。

 西南ドイツで起こった魔女狩りの調査を行ったエリック博士

 は、1561~1670年のおよそ1世紀の間に、最低3229人が

 処刑されたと見ている。また、ドイツの小さな村オーバーマ

 ルクタールでは、1586~1588年のわずか3年間に、43人

 の女性と11人の男性が処刑されたと算定している。

 このような各地域での調査ならびに推定を計算した結果、

 ヨーロッパ全体で数百万人が魔女狩りの犠牲になったとみ

 られている。



  らすかる 検証 らすかる

 魔女狩りがもっとも加熱したのは、実は中世ではなく近世

 であることがわかった。最盛期は16~17世紀で、それをさ

 らに限定すると、1590年代、1630年前後、1660年代などが

 ピークであった。

 地域別に見ると、プロイセンでは1714年にフリードリッヒ・ヴィ

 ルヘルム1世が魔女裁判を禁止するまで続いた。さらに、ス

 イスでは1782年に、ポーランドでは1793年に魔女狩りが行

 われたという記録が残っている。

 魔女狩りを、カトリック世界だけに限定するのは誤りで、宗教

 改革以降のプロテスタントの国でも頻発していた。たとえば、

 宗教改革前には処刑された魔女が一人もいなかったスコット

 ランドでは、改革後に処刑者が増大している。

 宗教改革の立役者であるマルティン・ルターもジャン・カルヴァ

 ン
も、魔女の実在をかたく信じている。特にルターは

 「私は魔女を皆殺しにしたい」と激しい言葉を残しているほど

 で、1540年には実際にヴィテルベルクで魔女を処刑している。

 カルヴァンも魔女の焚殺(ふんさつ)を推奨していたという。ま

 た、プロテスタント・メソジスト派教会の創設者ジョン・ウェズリー
 
 は、1768年5月に「魔女を黙殺することは聖書を黙殺するに等

 しい」と記している。

 「ヨーロッパの魔女狩り」という表現も実は正確、ではない。16

 92年には、アメリカ・マサチューセッツ州のボストン郊外セーラム

 で魔女狩り旋風が吹き荒れ、短期間で約200人も魔女として告

 発され、19人が処刑されている。

 近年では、魔女狩りの実証的研究が進み、かなりのデータが整

 い、古文書に基づいた綿密な研究も進展している。その結果、数

 百万人という犠牲者数はほぼ否定されている。現在では、もっと

 も信憑性のある数字としては、「近代初期ヨーロッパの魔女狩り」

 を著したブライアン・レヴァックの統計である。その数字は、告発さ

 れたのは11万人、死亡が6万人。



  ※カタリ派~ギリシャ語の「カタロス」(清浄なものという意)に

          由来し、きわめて禁欲的な戒律を信奉した。






 なぜこんなにも狂気的になっていってしまったのか。

 たかだか信仰心の違いで。それも大幅に違うわけでもない。

 起源はきっと一緒なのだと思うし、そこから枝分かれした宗教な

 のだろう。どこの国でもそうだけど、一番上に立つ者がどういう采

 配を振るうのか、判断するのか、そこの一点。

 私は聖書は読んだことないけれど、なんにしたって読み違えてし

 まったら怖い。「魔女」という存在を信じることに罪はないけれど、

 見境なく決め付けて、否定して、亡き者にするのは間違っている

 と思う。

 びっくりしたのが、魔女狩りの時期! 中世の話かと思っていたら

 近代でもあったなんて・・・さらに、その時期の方が頻繁に起こって

 いたなんて・・・これはかなりのショックですね 有

 人は何かを犠牲に見立てなければ安心しない動物なのか・・・

 宗教が引き起こす憐れな歴史。でも、現代の私たちはそこに目を

 瞑るのではなく、しっかりと先人たちの許されない罪を見ることが

 大事なのではないか、と思う。そしてそこから色んなことを思い、考

 えてゆくことが必要なのだと、思う。

 

 では、また次回続きます ドコモダケ














 ※このカテゴリのタイトル名は、サザンの曲「ホリデイ~スリラー

   ’魔の休日より’より」」の歌詞の一節から拝借しています 











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COMMENT

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虹の雲 | URL | 2010-11-21-Sun 22:40 [EDIT]
いや~、怖いですね。魔女狩り。。。
ハーブ療法だけじゃなく
ヒーリング能力があった人も
魔女にされそうですね。
一番怖いのは
思いつめた集団の人間かも。
本来の宗教から反れていますね。
イエスや仏陀が嘆きそうですね。

きばら九十八式 | URL | 2010-11-22-Mon 13:03 [EDIT]
どうもこんにちは
初コメントさせていただきます

マイブログに『魔女』とつけてますが
さすがに歴史までは考えてなかったので
勉強になりました

また寄らせていただきますm(_ _)m

心温 | URL | 2010-11-22-Mon 13:41 [EDIT]
魔女ではないですけど、火刑でウチが思い出すのはジャンヌ・ダルクですね~。

彼女は魔女ではなく異端者として処刑されたんですけど、やっぱり処刑する側の事情として自分達の地位や宗教が脅かされる不安要素はなくしたいとかいう考えがあったんですかね~。それにしても人を狩ることが許される時代があったなんて思うと本当に怖いですね。
心温さんへ
冬灯 | URL | 2010-11-22-Mon 17:02 [EDIT]
コメント有り難うございます^^


> 魔女ではないですけど、火刑でウチが思い出すのはジャンヌ・ダルクですね~。

オルレアンの乙女ですね~^^
確かに連想されますね。

>
> 彼女は魔女ではなく異端者として処刑されたんですけど、やっぱり処刑する側の事情として自分達の地位や宗教が脅かされる不安要素はなくしたいとかいう考えがあったんですかね~。それにしても人を狩ることが許される時代があったなんて思うと本当に怖いですね。


彼女はまだ十代だったんですよね~
うら若き乙女が火あぶりになったことは心が痛みますよね。
これについては、政治がらみというのが大きなポイントに
なってるようですね。
簡単に言ってしまえば切り捨てられたという感じでしょうか。

イングランド側では長らく魔女だと思われていた節があるようですね。
人が人を狩る・・・本当に恐ろしいことですね。。。
きばら九十八式さんへ
冬灯 | URL | 2010-11-22-Mon 17:06 [EDIT]
> どうもこんにちは
> 初コメントさせていただきます

初めまして~
いつも遊びに来て頂き、有り難うございます★
コメントまで頂きまして^^

>
> マイブログに『魔女』とつけてますが
> さすがに歴史までは考えてなかったので
> 勉強になりました

そうですよね~
ブログ名に付いてますよね♪
今は魔女といえば、魔女宅みたいな夢のある雰囲気が
イメージできていいですよね^^
でも、起源になった当時は恐ろしいものがありますよね。
魔女と診断、もしくは噂になっただけで死刑や拷問に
なると思うと恐ろしすぎますね。。。

>
> また寄らせていただきますm(_ _)m

有り難うございます^^
私もまた遊びに行きますね~ww
今後とも宜しくお願いします★
虹の雲さんへ
冬灯 | URL | 2010-11-22-Mon 17:11 [EDIT]
コメント有り難うございます^^


> いや~、怖いですね。魔女狩り。。。

怖いですね!!
恐ろしすぎます(ガタガタ)

> ハーブ療法だけじゃなく
> ヒーリング能力があった人も
> 魔女にされそうですね。

されそうですね~間違いなく。
ちょっとでも霊感があったり、神託めいたことを言った
だけで拷問に合いそうですよね。。。

> 一番怖いのは
> 思いつめた集団の人間かも。
> 本来の宗教から反れていますね。
> イエスや仏陀が嘆きそうですね。

本当ですよね。
尊い教えがどんどん遠のいていくように思います。
規律が悪い方向へ流れていって、それを権力者たちが
その名の下に振りかざして縛り付ける・・・
それによって、どんどんと本来の意味をなくして、
新たに権力者たちが自分たちに都合のいいような規律と
宗教を作り変えてしまうのでしょうね。
人間の業の深さに震えます。

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